昨日はまたまたマリンスタジアム。
なんとLuxury Roomでの観戦でありました。もちろん知人に誘ってもらったのであります。
なんといってもラグジュアリーでありますから、VIP待遇、いつもとは違うのであります。
まず、駐車場が違う。
いつもはメッセのどえらー広い駐車場の片隅に止めさせられ、そこからテクテク歩いていくのだが、今日は球場に乗り付けて止められる。だから汗なんかかかない。それなのに、入場口であるエレベーター1階ホールは、南極ではないかと思うほど冷房がギンギンだ。
エレベーターでエントランスはいると、いつもはバイトの姉ちゃんや兄ちゃんのもぎりだが、ここは受付カウンターでお姉さんである。

そして中にはいると、そこはまるでホテルの廊下。ぜんぜん野球観戦に来た感じがしない。しーんと静まりかえっている。廊下にはこれまで40年間、その年の選手の名前が刻まれたプレートが掲げてあった。
さて、肝心のお部屋はこんな感じ。

12名定員で、窓際には8名が腰掛けられる。室内は冷暖房完備、テレビもあってビジョンと同じ映像が見られる。この日はマリンなのに珍し無風だったため、異常に蒸し暑かったが、この部屋は快適。やっぱりVIPは違う。
窓は開けられるから、歓声や応援は聞こえるので応援は大丈夫。しかし、ラグジュアリーな人なのを忘れて、いつものように大きな声でヤジを飛ばしたら、眼下のスタンだの人々が一斉にふり返り、白い目で見られてしまった。やはり分相応でないとだめなのか。
ちなみにこの部屋へは食べ物などの持ち込みは禁止。メニューがあって電話でオーダーするとお姉さんが届けてくれる。しかーし、どれもがとてもいいお値段。さらに酒のつまみのような物ばかりしかない。
貧乏人と女子供が来る設定にはなっていないようだ。想定する使い方は、接待なのだろう。
さて、試合開始前のセレモニーはいつもとちょっと違ったことが。これはラグジュアリーとは無関係。なんとショッカーがあらわれた。ィー!

そしてマー君(楽天の田中投手ではありません。球団マスコットです)がとらわれてしまった。
そうなると普通のシナリオでは、仮面ライダーが助けに来るわけであります。ところがやって来たのは、なんと...

セコム....
もちろん警備会社ですから、マー君は連れ去られてしまうのであった。
なんとも段取りくさくて、ウダウダの展開。緊張感がなくなる演出でチープ感爆発。げんなり。
さて、しばらくすると我々のいる部屋前の廊下に、一行があらわれるというハプニングが。

お縄になっているマー君であります。この時、ショッカーの人たちの何人かは、覆面を脱いでおり、女性の姿もあった。また、左端の少年は我々の連れでありますが、ショッカーに「セコムしてますか?」と聞いている。ショッカーの隊員は思わず「はい」と答えていたのは笑えた。
どうもこの廊下はスタッフの控え室につながっているようで、いろいろな人が通るから面白い。
さて、試合の方は、成瀬が最少失点に抑え、なんとか打線がつながって勝利。というよりも西武のピッチャーが自滅して勝たせてもらったというのが正解。
でも、勝ったのはやっぱり嬉しい。
嬉しさをかみしめながら、受付の所にいると、なんと奥から、ミスターロッテの有藤氏が来るではないか。すかさず握手を求め、さらにみんなで記念撮影。最後にはエレベーターも一緒になり、なんと全員が降りる間、ずっと「開く」のボタンを押してくれるでありませんか。ものすごく気さくな人です。
「勝ったから機嫌がいんだよ」と有藤氏。
そう勝たなければダメなのである。
さあ、今日は楽しかったと駐車場に行くと、柵の外に出待ちの人がたくさんいる。もちろん我々は柵の中。これは選手と異常接近のチャンスとばかり、来るのを待つことに。
すると次から次へと選手が高級車に乗って帰っていく。
そこへ一台の自転車が。
ボビーが来たのだ。声をかけると大きく手を振って答えてくれた。
今度は二台並んで自転車が来る。
バーナムJrと奥さんだ。
「オヤスミナサーイ」と叫びながら帰っていた。
さらにさらに今度は4台ほどの自転車ファミリーが登場。
ブライアン・シコースキー一家だ。
もちろん手を振ってくれた。
日本人選手は高級車。外国人選手は自転車。面白いねえ。
さあ、そろそろ帰らなければと車を進めると、前には西岡剛選手のでっかい外車がグワーと通過。その後ろをつながって走ることになる。
球場から道に出るところで、一時停止しなければならないのだが、そこにはお客さんがたくさんいる。もちろん「ツヨシだ」「西岡だあ」とキャーキャーになるのだが、私もその一部と間違えられたかどうかは定かではない。でもでも、最後までVIP気分で球場を後にしたのでありました。
あー小市民だねえ。
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