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Aug 31, 2009

選挙の投票所にて

昨日は、衆議院議員選挙の投票日だったので、午前中に投票に出かける。多くの人が訪れるところであるので、選管の人たちは皆マスク姿なんだろうなと思って入ってみると、マスクの人は皆無。これには少し驚く。危機感は感じられない。

ところで最高裁判所裁判官国民審査は、なんとかならないのだろうか。

止めさせたい人だけ×をつけ、そうでないひとには何も書かないというのは、いかにも作為的な感じがする。×だけ記入する方法だと、だれが×をつけたか、わかってしまうではないか。いくら書いたふりをしても、鉛筆の音までは演出できない。これまでこの方法の問題点はずっと指摘されているが、なぜか改善されない。

閑話休題

この日の夜は、ひさしぶりに知り合いの店に行く。

カウンターに座ると、隣の人が坂田あきらさんにあまりにも似ていて、笑いをこらえるのが辛かった。

いろいろ楽しい話をしたのだが、さいごまで目を合わせられなかったのであります。

まさか本物じゃあないですよね。マスター。

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Aug 24, 2009

自由研究の進め方3

さあ、夏休みも残すところ一週間となってしまった。自由研究をやっていない人はもうタイムリミットで焦っている頃だろう。

そんな人に簡単な実験を一つ提案。

ダンゴムシの好き嫌いを調べてみてはどうか。ダンゴムシは、理科の教科書では枯葉を食べると紹介されているが、実はいろいろなものを食べる。むしろ枯葉よりも野菜や動物の糞の方が好きなのかもしれない。

そこで、ダンゴムシを数十匹、容器に入れて、そこにいろいろな食べ物を置いて好き嫌いを観察してみる実験をする。この時に研究にするコツは、必ず予想を立てること。そして、好き嫌いがハッキリしたところで、何が原因で好き嫌いが起こるのか、水分や栄養価などから考察すると良いだろう。なかなか面白い結果になると思う。

さて、自由研究最後の難関はやはりまとめである。実はこれがハードルが高い。どうやってまとめるかを最初から念頭に置いてテーマを決めて、実験や観察をするのが一番良い方法なのだが、そうはなかなか行かないのが現状だろう。

まとめ方には書式があって、科学論文はかならず同じである。

はじめに

方法

結果

考察

引用・参考文献

だいたい、この項目順にまとめるのである。このあたりは、学校からの配布されるプリントにも書いてあると思うが、「はじめに」は研究の動機や目的を書き、次に実際におこなった「方法」や手順を記す。このときに写真を使うとまとめやすいし、文章もあまり書かなくて済む。

つづいて「結果」を表やグラフを使ってまとめる。ここで難しいのが、結果と考察との仕分けである。とくに観察系の場合はこのあたりが大人でも混乱する。結果はあくまでもあったことだけを忠実に記す。

「考察」は、論文の心臓部。もっとも重要な部分。結果で得られたことをもとに、その原因や理由などを記すのである。論理的な思考ができない場合は、考察で何を書くのかわからなくなり苦労する。

最後の「引用・参考文献」は、文中で引用した部分が掲載されている文献名を記したり、参考にした文献名を記す。その書き方は決まっていて、著者名、年、タイトル、出版社を記す。

そして、自由研究は最後に感想を書く場合が多い。これは素直に書いて、さらに今後はこうしたいなどの希望が書ければ良いだろう。

しかしながら、これだけの論文を書くのは、小学生にはかなりの無理がある。大人だってキチンと書ける人がどれだけいることか。

自由研究とは、親子の共同研究なのかもしれない。

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鳴く虫観察会

23日は、鳴く虫観察会をしに習志野台幼稚園に行った。

鳴く虫の活動時間は夜だから、今回の集合時間は午後6時。

その前に、今度講演を依頼されている二和ひつじ幼稚園へ立ち寄る。もちろん初めてだったのだが、行ってみてビックリ。園庭にはチャボやウサギが放し飼いになっており、ツリーハウスのような遊具まである。また、手作りの石窯があったり、もうすごい工作室があったりして、そうとうユニークな幼稚園でありました。

打ち合わせをおこなっていくが、子供の体力低下のお話しを聞いて、ことは相当深刻であることを痛感した。将来がとても不安である。

二和ひつじ幼稚園さんとの打ち合わせを終え、習志野台幼稚園へ向かう。途中、名産の梨を購入する。

幼稚園には5時過ぎに到着。この日の日没は6時19分なので、まだだいぶ明るい。これで本当に暗くなるのか不安になる。

定刻の6時になったが、まだ来ていない家族もあって少し開始を遅らせるが、待っても3家族が来ない様子。夏休みの開催なので、申しこんだのがひと月も前になるから、もしかしたら忘れてしまったのかもしれない。

7・8分待ったが来ないので、始めることにした。

最初は、パワーポイントを使って虫の音クイズを5問出題した。第一問で唱歌「虫のこえ」を歌ったがノリは今ひとつ。今の子供にはピンと来ないのかもれない。

クイズの後は、別室に待機している捕獲したコオロギやクツワムシを見ることに。ところが子供たちに見学のルールを言い忘れてしまったために、わっと虫に殺到したため、虫が警戒して鳴かなくなってしまった。しかたがないので、電気をつけて、虫の姿を見ることにしたが、ちょっとうかつであった。

その後は、外に出て実際の虫の音に耳を傾ける体験をする。アオマツムシが大きな声で鳴くために、か細い声のコオロギはほとんど聞けずに、アオマツムシだけが印象に残ったようだ。

しかし、子供たちには虫の声だけを聞いて楽しむというのは、ちょっと無理があったようで、なかなか関心が向いてくれない。やはり、捕まえてナンボの世界なのかもしれない。

外での観察の後は、ふたたび部屋に戻ってコオロギたちを見るが、やはり鳴いておらず、時間となったので終了とした。

ところが、全員が会場を後にする寸前にコオロギが鳴き出した。最後まで残っていた人だけが、その美声を聞くことが出来たのは、何よりの救いであった。

ほとんど鳴かなかったクツワムシは、帰りの車内ではずっと大声で鳴いていて、鳴き止まそうと容器をゆすったり叩いたりしても、なかなか鳴き止まない。どうもうまくいかないのである。

しかし、帰り道に大発見があった。

自衛隊下総基地の横を通ると、たくさんのマツムシの声が聞こえるではないか。これには大感激である。今、マツムシの声が聞こえるところは近所にないからである。しかし、声は全部柵の中。人が入れない所にしか、希少種は残っていないのかもしれない。

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Aug 21, 2009

鳴く虫採集

来る日曜日は習志野台幼稚園で、鳴く虫観察会をするので、今夜はその教材集め。

夕方は近所の畑で、コオロギ類を捕獲。家庭菜園の畑は、物が雑然と置いてあるのでかくれる場所が多く、コオロギが多い。しかし、容器に水がたまっているため、蚊の温床となっている。蚊の猛攻を受けながらの採集は、行く前から憂鬱であるが、意を決し、虫除けたっぷり、長袖、タオルのほっかむりの完全防備で決行する。エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギを捕獲した。エアコンの効いた車内に容器を入れると、すぐにエンマコオロギが鳴き出す。気温が下がり、暗くなると鳴き出すのだ。昆虫は条件が整うと、スイッチが入ったみたいに反応するのが面白い。

夕食を済ませ、9時過ぎに再び虫取りに出かける。

今度は、鳴く虫の横綱格であるクツワムシを狙う。

クツワムシは、光のほとんどない林縁部にしか生息しないので、最近ではほとんど見かけることがない幻の昆虫である。

柏市内には、生息地があるが、ここも大開発が進行中なので、前途は暗い。もうすでにいなくなっているのではと思いながら行ってみると、森の方から独特な「カシャカシャカシャ」という声が聞こえてきた。よかったまだいたのだ。

さっそく懐中電灯で鳴いているあたりを照らすと、目の前に一匹が飛び出してきた。さっそく素手で捕まえて御用となる。観察がすんだらまた、元の場所に放す予定だ。

他に面白い昆虫はいないかと徘徊を続ける。

林の中には、ハヤシノウマオイが「スーイッチョン」と鳴いていた。クズの羽には、鳴く虫の女王カンタンが、ルルルルルルルと美声を響かせていた。

そして、ところどころで野生のスズムシの声がするが、捕獲は難しい。野菜クズを置いてトラップを仕掛けない捕れない。

そういえば、樹液が出ている木が何本かあって、カブトムシやコクワガタが何匹も来ていた。柏にもまだこんな所があるのが嬉しい。

ところで、クツワムシは捕獲後が問題だ。大音響で鳴き始めるからである。今夜はさて、どうなることか。

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Aug 18, 2009

8月銀座カラス調査

火曜日は銀座へ定例のカラス個体数調査に出かけた。

日の出は、7月よりも30分遅くなって4時56分。3時に起床すれば間に合うのが嬉しい。

さて、お盆も終わったようだが、夜の銀座はまだ閑散としていて、あまり飲み客がいない。空車のタクシーがめだつ。

その影響があるのかどうかわからないが、カラスの個体数はこれまでで最低。MAXで130羽であった。なぜこの時期に少なくなるのか。謎は深まる一方である。

調査は、昨年の9月より始めたので、今回でちょうど一年になる。当初の予想では、食べ物が少なくなる冬に個体数が増し、縄張りを構えて巣から離れなくなる初夏には個体数が減ると思ったが、実際はちがったのには少し驚いた。

初夏に最大となり、秋に最小となる。おそらくこれは若鳥の行動による変化だろうと思う。

さて、この変動は今年だけなのか、毎年同じなのか、知りたいところである。したがって、もう一年はやらなければならないだろう。

ゴミの量はほとんど変化がないこともわかった。だいたい銀座5丁目から8丁目の通りにどのくらいゴミがあるか想像できるだろうか。

ゴミの袋の数はさすがに数えられないので、ゴミの山の数を毎回数えたのだが、だいたい200前後のゴミの山が毎朝出現する。

ちなみに今日はこんなゴミがありました。

誰かのサイン。

捨てちゃあ、ダメでしょ。

あと、恐ろしく立派なデンファレが捨ててあったので、こちらは私がもらいました。

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Aug 17, 2009

川遊び2009

毎年、お盆は埼玉の知人宅に友人が集まり、決まった場所で川遊びをする。それほど山奥ではないのだが、吊り橋があって、なんとも趣がある美し景色なのだ。そんな川にイスを持ち込んで涼をとる。最高の気分である。

昨年は川遊びの前日に車が追突されてしまい大破。何が悲しいかと言えば、事故よりも川遊びにいけないことのほうがショックであった。

ということで、二年ぶりの川遊びである。

さて、川にいって何をするか。

それはもちろん、釣り。

それも普段はしない方法で釣る。

水中メガネや箱メガネで魚を見ながらの、見釣りである。

短い竿に糸とよりもどし、釣り鉤をつけただけの簡単な仕掛けで、狙った魚の口元に餌を流す釣りである。

この釣りは、狙った魚が釣れるから、面白いのなんの。もしかしたら、釣りの中で一番面白いのではないか。

オイカワ

10㎝越カジカ(友人が網で捕獲)

ウグイ

カワムツ

しかし、年々、魚種、個体数共に少なくなっていく気がするのが心配。毎年ずっとお盆に川遊びができることを願わずにはいられない。

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Aug 14, 2009

Luxury Room

昨日はまたまたマリンスタジアム。

なんとLuxury Roomでの観戦でありました。もちろん知人に誘ってもらったのであります。

なんといってもラグジュアリーでありますから、VIP待遇、いつもとは違うのであります。

まず、駐車場が違う。

いつもはメッセのどえらー広い駐車場の片隅に止めさせられ、そこからテクテク歩いていくのだが、今日は球場に乗り付けて止められる。だから汗なんかかかない。それなのに、入場口であるエレベーター1階ホールは、南極ではないかと思うほど冷房がギンギンだ。

エレベーターでエントランスはいると、いつもはバイトの姉ちゃんや兄ちゃんのもぎりだが、ここは受付カウンターでお姉さんである。

そして中にはいると、そこはまるでホテルの廊下。ぜんぜん野球観戦に来た感じがしない。しーんと静まりかえっている。廊下にはこれまで40年間、その年の選手の名前が刻まれたプレートが掲げてあった。

さて、肝心のお部屋はこんな感じ。

12名定員で、窓際には8名が腰掛けられる。室内は冷暖房完備、テレビもあってビジョンと同じ映像が見られる。この日はマリンなのに珍し無風だったため、異常に蒸し暑かったが、この部屋は快適。やっぱりVIPは違う。

窓は開けられるから、歓声や応援は聞こえるので応援は大丈夫。しかし、ラグジュアリーな人なのを忘れて、いつものように大きな声でヤジを飛ばしたら、眼下のスタンだの人々が一斉にふり返り、白い目で見られてしまった。やはり分相応でないとだめなのか。

ちなみにこの部屋へは食べ物などの持ち込みは禁止。メニューがあって電話でオーダーするとお姉さんが届けてくれる。しかーし、どれもがとてもいいお値段。さらに酒のつまみのような物ばかりしかない。

貧乏人と女子供が来る設定にはなっていないようだ。想定する使い方は、接待なのだろう。

さて、試合開始前のセレモニーはいつもとちょっと違ったことが。これはラグジュアリーとは無関係。なんとショッカーがあらわれた。ィー!

そしてマー君(楽天の田中投手ではありません。球団マスコットです)がとらわれてしまった。

そうなると普通のシナリオでは、仮面ライダーが助けに来るわけであります。ところがやって来たのは、なんと...

セコム....

もちろん警備会社ですから、マー君は連れ去られてしまうのであった。

なんとも段取りくさくて、ウダウダの展開。緊張感がなくなる演出でチープ感爆発。げんなり。

さて、しばらくすると我々のいる部屋前の廊下に、一行があらわれるというハプニングが。

お縄になっているマー君であります。この時、ショッカーの人たちの何人かは、覆面を脱いでおり、女性の姿もあった。また、左端の少年は我々の連れでありますが、ショッカーに「セコムしてますか?」と聞いている。ショッカーの隊員は思わず「はい」と答えていたのは笑えた。

どうもこの廊下はスタッフの控え室につながっているようで、いろいろな人が通るから面白い。

さて、試合の方は、成瀬が最少失点に抑え、なんとか打線がつながって勝利。というよりも西武のピッチャーが自滅して勝たせてもらったというのが正解。

でも、勝ったのはやっぱり嬉しい。

嬉しさをかみしめながら、受付の所にいると、なんと奥から、ミスターロッテの有藤氏が来るではないか。すかさず握手を求め、さらにみんなで記念撮影。最後にはエレベーターも一緒になり、なんと全員が降りる間、ずっと「開く」のボタンを押してくれるでありませんか。ものすごく気さくな人です。

「勝ったから機嫌がいんだよ」と有藤氏。

そう勝たなければダメなのである。

さあ、今日は楽しかったと駐車場に行くと、柵の外に出待ちの人がたくさんいる。もちろん我々は柵の中。これは選手と異常接近のチャンスとばかり、来るのを待つことに。

すると次から次へと選手が高級車に乗って帰っていく。

そこへ一台の自転車が。

ボビーが来たのだ。声をかけると大きく手を振って答えてくれた。

今度は二台並んで自転車が来る。

バーナムJrと奥さんだ。

「オヤスミナサーイ」と叫びながら帰っていた。

さらにさらに今度は4台ほどの自転車ファミリーが登場。

ブライアン・シコースキー一家だ。

もちろん手を振ってくれた。

日本人選手は高級車。外国人選手は自転車。面白いねえ。

さあ、そろそろ帰らなければと車を進めると、前には西岡剛選手のでっかい外車がグワーと通過。その後ろをつながって走ることになる。

球場から道に出るところで、一時停止しなければならないのだが、そこにはお客さんがたくさんいる。もちろん「ツヨシだ」「西岡だあ」とキャーキャーになるのだが、私もその一部と間違えられたかどうかは定かではない。でもでも、最後までVIP気分で球場を後にしたのでありました。

あー小市民だねえ。

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Aug 11, 2009

会津の旅第三回

二泊三日の会津の旅は、いよいよ最終日。残念なことにこの日は早朝から雨が降っていた。今年の夏の天気は異常でなかなか読みづらい。来る前の予報では、一昨日がいちばん悪かったのに、実際は一昨日、昨日と良い天気で今日が雨であった。

今日は、会津を離れて 栃木県那須郡馬頭にある「いわむらかずお絵本の丘美術館」へ向かう。

美術館のある馬頭は、高速道路からも鉄道の駅からも距離があり、なかなか行く決心がつかない場所だが、今回はうまく通り道に設定できそうなので行ってみることにした。

やはり、馬頭は遠かった。磐梯から高速を使って、那須インターでおり、4号経由で294号をひた走る。なんと2時間半もかかってしまい、ついたのはお昼過ぎになってしまった。

美術館がある場所は、とてもわかりにくい山の中で、こんな所に建てて人が来るのかと思うほど。

ところが行ってビックリ。

けっこうな人出なのである。

美術館に近づくまでは、ほとんど人に会わなかったのに、えええっと思うほど、美術館には人がいた。しかも観光バスまでいたのにはたまげた。

いわむらかずおはそれほどの力を持っているのだろうか。

開館から10年経つらしいが、建物はとてもきれいでさすがは美術館である。

展示はちょうど写真家今森さんとの企画展をやっていた。

絵の展示数は思ったよりも少なくて、時間をかけてわざわざ見に来るには、今ひとつというのが感想。

それよりも良かったのが、喫茶テラスからの眺め。

那珂川の谷と里山の風景が眼下に広がり、何とも言えない美しい眺めであった。

テラスには、望遠鏡が置いてあり、ムササビの巣箱に向けられていた。のぞいてみると、巣箱の中にはハチの巣がみえた。

このとき、梢でホオジロが鳴いていたので、照準を合わせる。近くにいた小さな女の子に覗かせてあげると、とても喜んでいた。

ここの美術館は、付近一帯が絵本の丘といって、森有り、農地有りのフィールとミュージアムになっているのが特徴。

今回は雨のために散策が出来なかったが、少し庭に出てみた。

オミナエシが咲いていたので、注意深く観察するとオオカマキリがいた。黄色の花のなかに緑のオオカマキリは目立つように思えるが、これ意外とわからない。他にもツマグロヒョウモンやアブの仲間、アザミにはカツオゾウムシなどがいて、少し散策しただけずいぶん多くの虫に出会えた。

他にも庭に出た来館者はいたが、残念ながら誰一人として虫たちには気付かずにすぐに部屋に戻っていった。

いつも思うが、こういった施設には案内人がぜったいに必要なのである。わかる人に案内してもらうかしてもらわないかは、雲泥の差がある。ぜひともソフト面を充実して欲しいと切に思う。経費がかかるかもしれないが、それが箱物を活かす最大のポイントなのだ。そんなことを思いながら帰途についた。

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Aug 09, 2009

NPO法人バードリサーチ設立5周年記念集会に参加

土曜日は、NPO法人バードリサーチ設立5周年記念集会に参加した。

知人が設立した鳥の調査を仕事にする会社であるが、もう5年も経ったのかと感慨深い。

今回、私は銀座でのカラス調査の途中経過を中間報告ということで発表した。

タイトルは「銀座のカラスは何通りを好きか」。

いかにも面白そうな題名である。

結果は、並木通りと西五番街が多くて、中央通りが少ないことがわかったが、ゴミ量との関係も調べたがわからなかったという内容。

統計をちゃんと勉強していないので、解析法がわからずに、ただの生データを示しただけの発表だったので、少し恥ずかしかったというのが感想であります。

今後、キチンとした研究にするためには、もう少しデータの取り方に工夫をしなければならないことがわかったのが、収穫であった。

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会津の旅第二回

会津の旅の二日目。

朝は6時に起床し、ホテル付近を探索。スキー場に行ってみるが、鳥の声もほんどなく、いるのはトンボばかり。遠くでガビチョウとウグイス、ホオジロの声がするのみ。8月は生きものが少ないつまらない季節。花の時期も終わりだし、どうも好きになれない。

夏のスキー場のゲレンデというのは、なんだか悲しい。遠くから見ると、山の木を切り倒して作られているので、山に取り返しのつかない傷を負わせているようで痛々しい。こういう景色を見るとどうもゲレンデスキーというのはやる気が起きない。ゴルフにしてもゲレンデスキーにしても、自然に負荷をかけすぎているスポーツは楽しめないのである。無邪気に自然満喫なんて言っている都会人は少しは頭を働かせて欲しい。もちろん私はゲレンデもゴルフもしたことがない。スキーはクロスカントリーならする。こちらは山道をそのまま利用するので負荷は少ない。

また、経済的に見てもゲレンデスキーは効率が非常に悪い。利用できるのは冬の数ヶ月。大半は死んでいるのである。今回のホテルの隣にも巨大な施設が休業中で、なかばゴースト化していた。

そんな中を散歩していると、気分はどんどん暗くなる。朝の爽やかな散歩がかえって不快な気分になる。このままではつまらないので、指笛でアオゲラを試しに読んでみると、すぐにやって来た。全く気配がなかったのに、なんという効果であろうか。

さて、旅の方だが、午前中は猪苗代湖方面に向かう。しかし、行ってみても見るところがない。野口英世記念館も、「生物と無生物のあいだ」を読んだ今となっては、入る気がしない。それによると、野口英世の発見したというもののほとんどは誤りであったそうで、海外では全く評価されていないという。しかし、日本では事実を見ようとせずに、立身出世の成功者として神格化しているそうだ。なんだかよくある話である。

湖面に目を移すと、日本の観光地の湖ではおなじみの白鳥さんの遊覧船が脳天気に浮かんでいる。どうしてこうも日本人は幼稚なのだろうか。

このまま素通りするのもなんだから世界のガラス館なるものに寄ってみる。入場は無料。美術館なのに珍しいねえなんて思って入ると、なんと巨大な土産物屋。どれもこれもチャチなガラス細工がズラーと並んでいて言葉を失う。なかには百万円以上するものもあるが、展示方法が何分よろしくないのでその価値は伝わらない。

あーあ、すっかり時間を無駄にしただけの猪苗代であった。

猪苗代の後は、会津若松へ向かうことに。

目指すは七日町の和ろうそく絵付け体験である。

うかがったのは、ほしばんロウソク店

二階にある工房でひととおりのロウソク製作工程を説明してもらい、その隣にある和室でいよいよ絵付け体験である。体験するのは家内と娘。お店の人に絵付けのやり方を聞き、では、どうぞと言うとお店の人は出て行ってしまった。何と放置である。あれれ、これは困ったなあと思いながらも、なんとか自力で仕上げていた。私の方は、和ろうそくと言えばカラスが食べるので、原料のハゼの実の話とか、いろいろ詳しくお話しを聞くことが出来たのが収穫でありました。

左が既製品。右が娘の作品。金魚とマツモだそうです。

ロウソクの絵付けを楽しんだ後は、七日町通りを歩く。ここは風情がある店が建ち並ぶ、会津若松きっての観光名所だ。まず目指したのはまたまた酒蔵。ところが絵付け前に通過したときは開いていたのに、なんと閉まっている。時間は16時過ぎであるが、気がつくと多くの店が閉まっている。しょうがないので開いていた紅茶専門店でお茶をして、開いていた会津塗のお店に入る。実は普段使いのお椀が痛んできたので新しいのを購入したいと思っていた。しかし、このお店は店構えが立派なので高いんだろうなと思ったが、意外にリーズナブル。2つ購入する。店主の人に、店が閉まるのが早いですねと聞くと、どこも17時には閉めてしまうと言う。では、朝はそのぶん早いかというとそうでもない。ちなみに会津若松のお城も閉まるのは16時半。これではいくらなんでも観光客を呼ぶのは、難しいのではないか。そのせいかどうかは知らないが、観光客にはほとんど会わなかった。

今、ブログを書くに当たって、七日町通りのHPを検索して見てみたが、なんと2007年から更新されていない。しかも事務局ブログは近日開設となったままである。もう死に体なのだろうか。

ということで他に見るところもなく、予約した夕食まで時間が空いてしまう。一旦ホテルに戻り、すこし休憩して再び七日町の渋川問屋というかつては廻船問屋だった建物を食事と宿泊施設にしたお店に行く。ガイドブックには大きく載っていたので、さぞかし人気のお店でお客もいっぱいかと思いきや、我々の他に女性が二名だけ。昨日の田季野とは大違いである。

料理はまたまた会津郷土料理で、昨日と同じ同じようなものを食べたが、微妙に味も違った。まあ、美味しいとは思うが、量と質では田季野の方が良かったと思う。

こんな具合に二日目の会津観光は、なんだかパッとしない一日で終わった。

会津若松に出かけるみなさん、お店は早く閉まってしまうので、くれぐれも御注意を。

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Aug 08, 2009

自由研究の進め方3 実験失敗はチャンス

さて、夏休みも8月に入り、そろそろ自由研究をはじめないとと思っている人も多いのではないだろうか。

いざ、実験を始めたがいいが、うまくいかないで悩んでいる人も多いかもしれない。

ところが失敗はチャンスである。

失敗してこそ、研究だからだ。

よく失敗して諦めてしまう人がいるが、もったいない。

なぜ、うまくいかなかったか、どこがまずかったのかをいろいろと調べ、試行錯誤でやってみる。

これが研究なのである。

逆に言うと、失敗しないですんなりうまくいった方が、研究になりにくい。

まとめるのにも苦労する。

とくに本に書いてあるままやってみて、うまくいきました。はい、本の通りでしたとまとめるわけにはいかない。

もし、最後までうまくいかないとする。

これはこれで大丈夫。それまでの試行錯誤の過程をまとめればいい。

そして、来年も同じ実験にチャレンジすればいいのである。こうすれば来年のテーマ探しも苦労しない。

さあ、やってみて失敗する、アーでもないコーでもないと試行錯誤して見てください。

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Aug 07, 2009

会津の旅第一回

二泊三日で会津地方に行ってきた。裏磐梯へは、クロスカントリースキーや鳥見に何度か行っているが、表は行ったことがなかったので、はじめてであります。

初日は、とにかく喜多方ラーメンを食べたくて、一路喜多方を目指します。喜多方ラーメンの店はあまたあり、選択に困ってしまうが、いろいろ調べた結果「はせがわ」さんに決定。

12時着だったが、それほど待たずに食べることができた。

チャーシュー麺を食べたが、やはり美味しかった。私は太麺が好きなのだが、ここのは太くてモチモチしていて、さらにスルスルしていて私好み。煮干し系のスープも美味でペロッとたいらげてしまった。

ラーメンでお腹いっぱいになったところで、せっかくだから町探索をしようと中心部に移動するが、あまりにも暑くて動きが鈍る。篆刻のお店に行ってみたが、主人が不在なので店を出て、近くの清川醸造を見学する。ここのオジサンが、面白い人で耳が遠いようで、一方的に話をされて困る。せっかくなので地酒を購入する。お味はどうか。しかしながら、いつも酒蔵見学は車を運転していくので、試飲ができないという大問題が発生する。であるから購入はイチかバチかなのである。

その後はあまりに暑いので探索を断念して、はやめに今日の宿泊地に向かう。

宿泊は、磐梯温泉ホテル。スキー場に隣接するリゾートホテルである。

部屋と温泉はリニューアルされていてなかなかだったが、その他は痛んだところが目立つ。とくにロビーに併設されるカフェのイスやテーブルの塗装が禿げていたり、プールの清掃が行き届いていないのは、いかがなものか。

また、昆虫採集ツアーや里山体験などのオプションが用意されているというので、どんな感じか職業柄気になるところであるが、張り紙があるが案内人がいる気配もない。やはり日本のホテルはこのあたりがまったく弱い。専門家が活躍できる場はないのだろうか。

さて、宿泊の楽しみの一つが食事であるが、聞くとバイキング形式だという。それも4500円というから驚く。私はバイキング形式がきらいだ。値段の割には、しかっりと食べられないからだ。どうもバイキングは利用者の都合よりも、提供者の都合が優先されている感じも好感が持てないからパスである。ちなみに翌日の朝食はあきらめてバイキングを食べるが、ハムもベーコンもなく、やっぱり不安は的中。かなりのレベルの低さであった。

ということで、夜はガイドブックに載っていた和食の店に行ってみる。

行ったのは「田季野」というお店。あまり大きく紹介されていなかったので、たいした期待をせずに行ってみてビックリ。

築200年ほどの陣屋を移築した立派な建物であった。何でも元祖わっぱ飯のお店だそうだ。

食べたのは、2500円のコース。どれもが美味しく珍し満足でありました。

馬刺しと郷土料理小露。小露は、はじめて食べたが、かなり美味。和食でキクラゲをこれだけ使うのは知らない。

さらに驚いたのが、真ん中に写っている饅頭の天ぷら。会津名物なんだそうだ。饅頭の天ぷらと聞いたときは、エーと思って警戒したが、食べてみたらこれが非常に美味しい。もしかしたら、今日食べた料理でいちばん美味しかったかもしれない。

わっぱ飯は五目をいただく。素朴な味でこちらも美味。

郷土料理を満喫した帰り、ホテルに続く道路でフクロウを発見し、じっくりと観察するというオマケが。大満足の夜でありました。

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Aug 03, 2009

あしがら難病キャンプへ

1、2日は、あしがらの難病支援キャンプへ、昆虫採集ガイドと熱気球係留にボランティアとして参加する。

毎年、暑い夏がここにあるが、今年は天候不順のために、比較的涼しい夏になる。

最近の土日は高速道路が1000円均一の影響のために、渋滞がおこるので、出かけるのいささか憂鬱。昨年の夏休みには、渋滞で並んでいると、突然後ろの車に追突されて廃車になるという、とんでもない災難に遭ったので、それ以来渋滞は勘弁してもらいたい。

といっても、それから逃げる術もないので、しかなく渋滞に突入するのである。

でも、頭は使いようで、交通情報を駆使してコース選択をする事により、最小の渋滞で済み、自宅から2時間半ほどで目的地に着くことが出来た。

宿に着くなり、さっそく今夜の昆虫ナイトツアーの下見に出かける。気温が低いのでカブトムシの湧きにいささか不安があるが、昨年成績が良かった所を中心に樹液廻りをする。

そのいくつかでメスのカブトムシを捕獲、さらに今年は捜索の範囲を広げて、新たな樹液をいくつか発見する。

夕食後、ライトトラップの準備をするが、昨年借りられたドラムコードがフロンと言っても借りられない事が判明。どうも経営者が変わったのか対応が今ひとつ、寝床のシーツも毎日変えられないのには驚く。ということでライトトラップはできないことになる。

ライトトラップができないので、それでは出来る限りカブトムシを捕獲しようと、暗くなった森を徘徊する。本当は、樹液に来ているカブトムシをみんなに見せてやりたいが、カブトムシ探しをしている他の人たちも多く、先に捕られてしまうと困るので、その前に必要分をそろえなくてはいけない。

その結果、思ったよりも今年は大量で、30分ほどの探索で30匹近くを捕獲できた。大量のカブトムシがうごめく水槽を持って宿に帰ると、それを見た人々は目を丸くして驚いていた。

さて、9時半に子供たちが集まっていよいよ本番。バナナトラップを仕掛けた所にもカブトムシが来ていて、子供たちは大興奮で捕まえることが出来た。なかなか良い体験で出来たと思うと嬉しい。

翌朝は、4時半に起床して、熱気球の準備。今回は両方向に扉がついた新しいゴンドラを使う。天候が怪しいので、てきぱきと乗せないと任務は遂行できないが、両扉の威力が発揮されて、短時間に次々と乗ることが出来た。乗り降りの時に混乱がないのが素晴らしい。

しかし、私の晴れの神通力もむなしく、開始1時間くらいたつと、ポツポツ当たっていた雨が本降りに。残すところ10組くらいで係留は終了となる。雨の中での撤収は初めの経験だったが、あまりやるものではない。

その後、雨はどんどん強さを増していき、帰途につく頃にはざーざー振りとなる。

今年の天気はやはり何処かおかしいのかもしれない。

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