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Jun 10, 2010

根室と知床の海へ(その2)

北海道の旅二日目は、知床羅臼から出るホエールウォッチング船に乗る。根室からは片道120㎞の距離があるが、信号もない道なので2時間くらいの行程。途中、景色を楽しみながら走る。
羅臼沖の海は、知床半島と国後島に挟まれて狭い海域だが水深があり、生物が豊富な海である。そのため、春にはシャチ、夏にはマッコウクジラがあらわれ、岸からそれほど遠くない場所で観察できる。これほど沿岸部で鯨類を観察できる海域は世界でも珍しいらしい。
私は3年前にはじめてホエールウォッチング船に乗ったが、そのときは目の前で巨大なマッコウクジラを見ることができ感激した。この興奮を是非、両親にもと思ったのである。

情報によると、数日前からマッコウではなくて、ザトウクジラが姿を見せているという。羅臼沖にザトウが滞在することは珍しいそうで、その日の朝刊にもニュースとして掲載されていた。これには否応なし期待が高まる。

羅臼にはホエールウォッチング船は3社あり、今回利用したのは知床ネイチャークルーズ。鯨類の研究者がガイドなので頼もしい。

午後13時。羅臼港を出航したが、その後2時間くらいは行けども行けども何もおらず。たまにいてもウトウとかシロエリオオハムくらいでパッとしない。

まさか、これは....か・ら・ぶ・り....

船内に嫌な空気が流れ始めた。

しかし、しばらくすると遠くに鳥の大群が見える。
ハシボソミズナギドリの群れだ。


この鳥はオキアミを食べるので、この近くにはクジラがいる可能性が高い。
船はゆっくりと群れに近づく。
しばらくするとついにお客の一人が、クジラの潮吹きを発見!
ついにザトウクジラがあらわれた。
ザトウは船を案内するかのように船首の30m先を現れては消え、現れては消える。

そのとき、ガイドが「ああ、こいつか」とつぶやいた。
なんでもこのクジラ君。潜るときに尾びれを水面に滅多に出さないのだそうだ。ホエールウォッチングでは、やはり尻尾を水面に高々と上げてもらわなければ、感動は今ひとつである。
背中を見せるたびに尻尾をあげるかとシャッターを切るが、毎回裏切られた。30分くらい観察をしたが、尻尾をあげたのはたったの一回。それも少し距離があり、写真には納められなかった。
でも、ザトウを見られただけでも幸運と思わなければいけない。だって、午前便の人たちは、まったく見られなかったのだから。

それにしても知床の海はおもしろい。本当に生物が豊かであることを実感する。
今度来るときは是非シャチの季節に訪れたいと思う。

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