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Mar 31, 2011

エッセイ更新 ナマズと地震

地元みくに幼稚園に連載しているエッセイを更新しました。

ナマズと地震

お暇なときにお読みいただければ幸いです。

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Mar 30, 2011

柏の青年会議所で被災地にランドセルをおくる運動

柏の青年会議所では、使わなくなったランドセルを被災地の子供達におくる運動をしているそうです。
募集は明日の午後8時まで。
詳しくはこちらをご覧ください。

柏青年会議所

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Mar 22, 2011

地震発生時のこと

大震災からもう12日もたつ。

その間に地震発生時の様子を書いておこうかと思っていたが、なかなか機会を逸していた。

地震発生時は、ちょうど車にガソリンを入れようと思い走行していた。はじめは「あれ、地震かな。車で感じるのは珍しいな。」と思いながらそのまま走らせていた。しかし、次第に揺れが大きくなり、ついに運転ができなくなってしまった。すぐに路肩に寄せて様子を見る。他の車も止めて様子をうかがっている。とにかく横にゆっさゆっさと揺さぶられている感じだ。気がつけば建物からたくさんの人が路上に出てきた。なかにはあまりのショックで顔を手で押さえながらへたりこんでいる女性もいた。

時間にして5分もたったであろうか。揺れも収まったので自宅に向かう。途中に陸橋があり渋滞している箇所を通らなければならない。その間、余震が連続して起こり、陸橋が崩壊しないか冷や冷やしながら通過した。

自宅マンションに帰り部屋に入る。居間はみたところ何ともなかった。しかし、私の仕事部屋はご覧のありさま。まあ、震度2でもおちそうなものがいっぱい積んであるので、落下しても不思議はないが足の踏み場もない様はやはりショックだ。

Higaij

幸い家具は一部を除いて固定してあるので倒れず、なかにある食器類も落下しなかった。また、戸棚の開き戸も地震時のストッパーが働いていた。

居住地の柏市は当初震度6弱とされていたが、その後5強に変更されていた。それでも今まで経験したことのない揺れだった。

後日、柏神社の前を通ったら石の鳥居が折れていた。直撃したら命はないだろう。

Kasi

最後に被害は無かったのだが、自宅には淡水魚を飼育している水槽が3つある。どれもが水がこぼれて周りは水浸しになっていた。生活に潤いをもたらす大切なインテリアだが、余震で落ちたらそれこそたいへんなことになる。

20年近く続けてきた水槽だが残念だけれど断念することにした。幸い、魚たちは近所で釣ったものばかりだから元にかえしてきた。

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Mar 20, 2011

東北関東大震災から1週間

じつは今、寝たきりである。といってもまったく起き上がれないわけではないが。

昨日、出かける前に停電の備えとして机下にもぐってコンセント抜こうとした瞬間に腰に激痛が走る。あれれと思いながら腰を伸ばすと痛くて歩くことができない。この非常時になんてこったと思いがよぎる。

すぐにタクシーを呼んで整形外科に行く。診断によると運動不足。そして恐怖から来る筋肉の痛みだそうだ。ギクッとはならなかったので椎間板ではないことは予想されたが、こんなことで腰がいたくなるとは。我ながら情けない。

思えば、震災発生時からずっとニュースとツイッターを眺め続けていた。それも自分の部屋は書類の山で危険なので居間でいつもとは違う姿勢でやっていた。

さらに寝るときもすぐに備えられるように布団を床にひいてジーンズをはいたままの姿であった。要するにかなり体に緊張を強いていたわけだ。

そしてなによりも不安を増大させたのが、ツイッターである。確かにツイッターの情報収集力はすごい。とくに電車の運行状況などを知るのはもっとも威力を発揮した。一方、様々な情報が押し寄せてくるので、平常心でいるのはかなり難しかったのだろう。とくに原発関連ではツイッターにアクセスするのが怖いくらいであった。

ツイッターの利用のしかたをもっとよく考えなければならないと痛感したしだい。皆さんもお気を付けください。

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Mar 19, 2011

明日のアインシュタインの眼でカラスを放送

私が取材協力をしたカラスの番組が明日放送になります。

テレビで初めてとらえた紫外線カメラでのカラスの見た世界など興味深い内容になっています。

アインシュタインの眼

NHKハイビジョン放送

3月20日(日)午後6時45分~7時29分

なお、震災関連で放送が延期になることもあります。

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Mar 16, 2011

停電時の工夫

ちょっとした工夫で停電に対応できます。

水の確保
マンションでは停電時には水が出ないことが多いようです。
そんなときに特に困るのがトイレです。
水をためておけば安心です。
大量に貯められるのが浴槽。我が家は230リットルは貯められます。
もうひとつ大量に貯められるのが洗濯機。7㎏クラスならば60リットルくらいは貯められるでしょう。

トイレに流すときは、直接バケツで便器に流すのではなく、貯水タンクに水を入れて通常の使い方をするのがいいでしょう。

これは停電時対応ではありませんが、トイレットペーパーがなくなったらティッシュで代用しますね。このとき紙つまりが気になりますが、水に溶けない紙を使用した場合は、便器にいれないで袋等にいれて廃棄するのがいいでしょう。外国でよく見られる方法です。

夜間の停電では灯りがひつようです。ロウソクは火災の恐れがあるのでやめましょう。キャンプ用の蛍光灯ランタンがあればベストですが、今は品切れのようです。

そんなときは懐中電灯にレジ袋を風船のように取り付けると、光が拡散されて広範囲を照らすことができます。


これは豆電球タイプの懐中電灯


強力なハロゲンタイプ

夜間の停電ですと暖房が使えないので寒さが応えます。
我が家は窓の下の方だけをプチプチを張って断熱をしました。これだけでずいぶん違います。

プチプチをサイズに切って両面テープで止めただけ

最後に安全な暖房器具をご紹介しましょう。
それは湯たんぽです。
火を使うと余震も多いので火災が心配です。放射能のこともあるので閉め切った部屋で火を使うのは一酸化炭素中毒の危険があります。
もちろん湯たんぽの湯をわかすときは火を使いますから気をつけます。
なんともいえない暖かさが心地よいです。

といっても湯たんぽをお持ちでいない家庭はたくさんあると思います。そんなときはスクリューキャップのアルミ缶で代用できますが、きちんと満水にしないと缶がつぶれることがあるのでご注意ください。

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Mar 11, 2011

葛西臨海水族園へ親子体験下見

10日木曜日は、日曜に予定しているみくに幼稚園主催親子体験の下見に葛西臨海水族園へ行ってきました。
毎年やっていることですが、水族館の展示も変化するので直前に下見をしておく必要があります。

案の定、タッチプールは工事中。おまけに塗装工事とかで2階部分に上がれないことが判明。これでヒメイカは見られなくなりました。タッチプールの工事はHPに載っていましたが、2階部分までは書いていませんでした。やはり行ってみないとわからないことがあります。当日、ヒメイカを予定していたらきっと慌てるでしょう。
もうひとつ、ダンゴムシの巨大な仲間のオオグソクムシが展示されていませんでした。
子供達が大好きなダンゴムシが海の中にいた時代を彷彿させる貴重な展示だったので、とても残念であります。

ところで今回は海鳥コーナーでビデオを撮影しようと長居をしていました。
そこで気になることを感じました。
まず、何人かの親が子供の躾ができない、しないということです。
海鳥水槽の前には,鳥が驚かないように柵が設けられています。ところがこの柵は子供は簡単に通り抜けられるので、当然、放っておくと子供が中に入ってしまいます。
多くの親は,子供が柵の中に入ると注意して連れ出しますが、なかには全く注意しない親もいるのです。ある家族は母親がビデオ撮影に夢中になり、子供は傍若無人。あまりにひどいので思わず注意してしまいました。

つぎに幼稚園の親子遠足に来ていたグループ。
ちょうど給餌タイムにあたり、係のお姉さんが説明をしてくれました。
ところがこの幼稚園の母親はまったく説明を聞いていない。さらに説明が終わらないうちに皆で立ち去るではありませんか。
いくらなんでも失礼だと思います。この母親たちは知的好奇心もなく、公徳心もない。さらに自分たちのおしゃべりに夢中で子供すら見ていないのです。この母親達に育てられた子供はどんな大人になるか残念です。

ただ、水族館のお姉さんの話もあまり上手でないことも原因の一つです。お客を引きつける工夫が感じられません。私だったら客に話しかけたりします。通り一辺倒にしゃべるだけでは聞いてくれません。どうもお姉さんは、話をお客があまり聞かないのに慣れているらしく、あきらめているようにも感じました。これではなんのためのイベントなのかわかりません。

つぎにあらわれたのが、ベビーカーを押してきた3人組お母さん。水槽を見るなり、カワイイ、カワイイの連発。頭の中の構造を疑ってしまいます。ちなみにこの人達は、最後までウミガラスをペンギンと思って帰って行きました。

そして、わたしがもっともひどいなと思ったのが小学校のグループに付き添ってきた教師です。二人いたのですが、この教師は説明はおろか、まったく動物を見ません。二人で雑談をしているだけです。子供達はペンギン、ペンギンと興味深げに見ていますが、教師は何一つ仕事せずに、ただ子供達を水槽の前に連れてきただけ。
そして、しばらくして時間になったのか、「ハイ、終わり。次に行って」と子供達をせかせます。
この教師は教諭としての自覚はないのでしょうか。いったい何をしに水族館に来たのでしょう。教室で教科書を使って学習するのが教師の仕事だと思っているのでしょうか。子供達に動物を見せ、興味を持たせるのが教師の仕事だと思います。どうやらこの教師にはその素養がないのかできないでしょう。
ただ、楽しくどこかに行ってお弁当を食べに遠足に行きました。そんなチープな教育でいいのでしょうか。
平日の水族館で考えさせられました。

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Mar 06, 2011

上野動物園で習志野台幼稚園の皆さんと親子塾

今日は習志野台幼稚園の親子さん達と上野動物園へ出かけました。
テーマ「はドリトル先生になろう」。動物と話ができるドリトル先生みたいに鳴き真似をして動物たちとお話をしてみようという企画です。
毎年、3月上旬に行っていますが、なぜか雨にたたられているこの企画。しかし、今年は春のポカポカ陽気に恵まれて、絶好の動物園日和になりました。

ところがそれがいけなかったのでしょうか。いつもは反応してくれる動物たちですが、今年はなぜだかまったくダメ。
テナガザルなんか、いくら吠えてもアクビをしています。

それならばと得意技のワライカワセミで勝負です。
練習では恥ずかしさが先行してしまい残念な結果に終わりましたが、本番は子供達もいるのでがんばれるはずです。
しかし...
喉が痛くなるまで鳴き続けましたが、反応は今ひとつ。少しケケケと鳴いただけで興奮はしたものの結局は鳴かずじまい。
ドリトル柴田を名乗るには少し修行が足りなかったようです。

おそらく時期がまだ早すぎたのでしょう。やはり繁殖期にならないと、ワライカワセミも気分が盛り上がらないのでは勝手に敗因を分析しますが、トホホでございます。

5月になったらリベンジして、YouTubeに投稿しようと企んでいます。

でもパンダで当分は混雑する上野なんでしょうね。

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Mar 05, 2011

ゲラシモフ博士に再会

5日土曜日は、代々木のオリンピック青少年総合センターで、シジュウカラガンのシンポがあり、来日しているゲラシモフ博士親子に会いに行ってきました。

ゲラシモフ博士は、ロシア・カムチャツカ在住の鳥研究者でとくにガンの研究に尽力されている方です。

私が博士と初めて出会ったのが、今からもう20年前の1991年。オオヒシクイの標識調査で訪れたカムチャツカでのことでした。

カムチャツカ半島の湿地には、日本に渡ってくるオオヒシクイというガンがおり、夏の一時期、換羽のため飛べなくなります。そのときを狙って捕獲し、番号がついた首輪を取り付ける調査をしに行ったのです。

カムチャツカは当時まだソ連で、外国人には開放していない軍事機密地域。
ペトロパブロフスクカムチャツキーの空港には、スホーイとかミグとか沢山駐機していてかなり緊張したことを覚えています。

私にとってこれが初めての海外旅行。最初の外国がカムチャツカというなんとも普通ではない海外デビューとなったのです。
とにかく鳥を見る者にとってカムチャツカという響きは桃源郷を意味します。どれだけ珍しい鳥が沢山いるだろうと期待を膨らませて出かけました。
結果としてはカムチャツカの大湿原はあまりにも広大で人の足で歩ける範囲はたかがしれていて、鳥をむちゃくちゃ沢山見るということはありませんでした。

現地ではとにかくゲラシモフ博士のいたせりつくせりのもてなしで、とにかく楽しかったことしか覚えていません。
毎日、近所の川で捕獲したサケのお腹をさいて取り出した洗面器いっぱいのイクラを山盛りトーストに乗せて食べる食生活をおくっていました。他にもものすごい大群の蚊に襲われたり、オオハムの巣を見つけたり、普通の人はまずできない経験をしました。

あれから20年。久しぶりにお会いしたゲラシモフ博士は、お腹こそ出ていましたが、思っていた以上にお元気で嬉しかったのであります。年齢は74歳だそうですが、そうはみえません。
一説では引退してカムチャツカを離れるという話でしたが、最近カムチャツカの保護区が減少してしまい、せっかくゲラシモフ博士が努力して増やした仕事の結果が台無しにされそうということで、これを奪還すべくもう一働きする決意をしたそうです。



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Mar 03, 2011

上野動物園のバフ変カラス

3月3日は、上野動物園へ下見にいってきました。
ワライカワセミを爆笑させようと練習に行ったのだが、恥ずかしさが先行してしまい、失敗。
やはりドリトル先生になるには恥ずかしさを捨てなければなりません。

西園では、バフ変カラスに再会する。
バフ変とは真っ白にならずに色素異常でクリーム色になることで、褐色のカラスであります。


記録によると2008年11月に初めて上野動物園で見ていますから、かれこれ2年半は上野動物園で暮らしていることになります。

面白かったのは、このカラスを見て子供が「ワシがいるよ」と言ってたこと。カラスも黒くなければワシに見えるのかと驚きました。

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Mar 01, 2011

聞いて驚いた話(フクロウの耳の穴)

今日は児童向けの鳥の図鑑の会議があった。
そこで監修の方にうかがった話で驚いたことがある。

よくフクロウは、音源を定位するために左右の耳穴の位置が上下にずれていると説明される。しかし、骨格を見ると耳の穴の位置は人が見たくらいではわからないほどしかずれていないのだという。
写真を見せてもらったが確かにほとんど同じであった。

では、なんでこんな話になったのか。
どうもキンメフクロウはずれているらしい。それがフクロウ全部に一般化されてしまったのだろう。

たしかに魚を捕るシマフクロウはずれていてもしょうがない。昆虫を食べるアオバズクも音で狩りをしないから、音源定位の必要がない。

フクロウの場合は、多少はずれているらしいので音源定位には役立っている可能性はあるが、やはり視覚が重要なのであろう。

本を読んだだけで実物を確かめないと危険であると思い知った。
自分の過去の文章にもフクロウの耳のズレの話はずいぶん書いてしまった。

そういえばアメンボでも似たような話がある。

ものの本にアメンボは、求愛するときに足で波を起こすと書いてある。
しかし、そんな行動をするのは私が知る限りではオオアメンボくらいである。
ごく一般的なナミアメンボをいくら観察しても波なんか起こしている様子はない。
オオアメンボの行動をアメンボに一般化してしまい広まったのだろう。

種が違えば行動も違う。形態も違う。これは考えてみれば当たり前だが、どうも簡単、単純化してしまう・これはよくない。
自戒の念を込めて。

まずは先月号のみくにだよりを書き換えなければ。

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