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Nov 27, 2011

下田の杜でタネの観察会をしました

今日は下田の杜でタネの観察会をしました。
天気が良かったのですが、どうも放射線の影響のためか、子供たちの参加が少なく残念でした。
このコンテンツは、いつもは室内のみか、ドングリ拾いとセットでやるのですが、今回ははじめて野外のみで実施ししました。
そのためかなかなか普段通りの段取りのようには行きませんでしたが、それでもいろいろなタネを観察したり、私のコレクションをお見せしたりして楽しみました。
子供たちはガマ爆発が面白かったようです。
今後は、野外でもっと能動的にできるコンテンツを開発する必要があると感じました。


なんとツノゴマの実をいただきました。


観察会終了後は皆さんと豚汁とご飯をいただきました。
ごちそうさまでした。


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Nov 23, 2011

東大和市立郷土博物館主催バードウォッチング

今日は東大和市立郷土博物館主催のバードウォッチングでした。
私は下見には参加できなかったのですが、下見はまったくの不作だったそうです。この会では、下見が不作だと本番が良いというジンクスがあるので良い感じです。

今回のコースは多摩湖堰堤の下に広がる狭山公園でした。例年ですと、この時期は紅葉が綺麗で、葉っぱも大分落ちて鳥が見やすくなっています。また、冬鳥もほぼ揃っている良い条件のはずなのですが、今年はどうも季節の進み方が遅いようで、森の木々にはまだたくさんの葉が残っていました。

さて、鳥の方は、モズやシジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ、ルリビタキなどを観察。27種の鳥を確認しました。この時期にしてはちょっと寂しい感じですが、それでも皆さん喜んでいただけたようでした。
今回特筆すべき鳥は、最後の鳥あわせの時に出現したハイタカでしょう。
最初はオオタカと思いましたが、ハシブトガラスといっしょに飛ぶとかなり小さく、ハイタカに間違いありません。
かつてハイタカは相当珍しい鳥で、写真がほとんどありませんでした。しかし、ここ10年くらいの間に、急に姿を見るようになりました。
この探鳥会はもう20年くらいやっていますが、ハイタカが出たのははじめてです。これからはオオタカと思ってもハイタカかもしれないということを頭に入れておかなければならないでしょう。

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Nov 22, 2011

図鑑の打ち上げ

月曜の夜は執筆した講談社の図鑑「鳥 (動く図鑑move)の出版記念打ち上げでした。
今回は少数精鋭で制作しましたので、8名のこじんまりした会でした。
激辛料理の四川料理をいただきつつ、鳥の話でずっと盛り上がりました。自分は辛いのが大の苦手でしたが、辛くない料理を中心に美味しくいただきました。
いちばんビックリしたのがすばらしい写真を提供していただいたNさんが私の出身小学校の隣の学校であったことです。よくいった駄菓子屋の話など、超ローカルな話題で盛り上がりました。
さあ、あとは、どれだけこの図鑑で子供たちが鳥の世界に引き込まれるでしょうか。本の中には鳥にはまってしまうような魅惑たっぷりな写真がたくさん載っています。かつての自分がそうであったように、この図鑑がきっかけで鳥の世界に足を踏み入れてしまう子供たちが続出してくれることを願っています。


お世話になった方々とお店の前で記念撮影。


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Nov 20, 2011

大崎バルーンフェスティバルに参加

土日は宮城県大崎市で開催された大崎バルーンフェスティバルに参加してきました。
昨年までは旧町名の岩出山バルーンフェスティバルという名称でしたが、今年から現在の行政区分名である大崎という名前に変更になったようです。

今年は3月11日に東北を襲った東日本大震災があったので、もしかしたら開催はないのかもしれないと思っていましたが、現地の方のがんばりにより開催することができ、とてもすばらしい大会になりました。

開催日の前日までの天気予報では天候が絶望的な予想でしたので、まずは飛べないだろうという思いで現地に向かいました。
ところが土曜日の朝は、曇ってはいましたが、ほとんど風が無く絶好の気球日和でした。そのためなんと2回も搭乗してしまったのです。

しかし、午後からは風はなかったのですが雨が降り始めてキャンセル。翌朝は、晴れてはいたもののの強風でキャンセルとなってしまいました。
それでも初日にゆっくりと飛行できたので気分は満足でした。


今年は30機以上がエントリーしました。

ヘア気球を追って一斉に飛び立っていきます。

我チームの気球はギャラリーの上をねらって飛び立ちました。なかなか良い気分です。大会ならではの雰囲気です。

ターゲットを広げるヘア気球を追って飛んでいきます。

しばらく行くと田んぼの上にターゲットのバッテン印が見えてきました。この印の中央部をねらって砂袋のマーカーを落とし、その距離を競う競技です。

真ん中付近にある我チームのマーカーというのはウソで、これはマーカーの袋。肝心なマーカーは大分前に落としてしまい、遙か彼方に落下。その後、乗員交代を済ませて再び飛行を開始するとなんと気球はまっしぐらにターゲットに行くではありませんか。あまりにも良い位置に来てしまったので悔しいから袋を投げました。すると中心から21センチという驚異的な結果に。しかし、残念ながらこれは認められずに、幻の1位になってしまいました。

ヒシクイの塒である化女沼が見えました。

フライトがキャンセルになると、もちろん鳥を見に行きます。ねらいはガン類。情報では145羽のシジュウカラガンがいるということでひたすら車で探し回りましたが、残念ながら1羽だけしか見つからず。それでも数万羽のマガンやオオヒシクイを堪能することができ、お腹いっぱいで帰宅しました。

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Nov 15, 2011

ダチョウの標本

今日は、山階鳥類研究所にダチョウが届くというので見に行きました。
じつはこのダチョウ。ひょんなことから私が仲介のお手伝いをさせていただきました。
というのも、日本随一の鳥の標本コレクションを誇る山階鳥類研究所ですが、意外なことにダチョウがないといいます。
そこで、私がダチョウの卵を購入しているダチョウ王国さんで、もし死亡個体がでたら譲ってもらえないか聞いてみてくれないかと言うことになったのです。
さっそく先日卵を購入する際に、ダチョウ王国さんに問い合わせてみました。ダチョウは滅多に死なないのでなかなかチャンスはないが、もし死亡したら連絡しますとの事でした。
これではなかなか連絡が来ないだろうなと思っていた矢先の昨日の朝、一羽のメスの成鳥が死亡したという電話がかかってきたのです。さっそく山階に連絡して、購入するということになりました。
それが今日のダチョウなのです。
じっさいに横たわるダチョウを前にすると、その迫力には驚かされました。メスだからそれほど大きくはないだろうと踏んでいたのですが、100㎏を越える大物でした。
痛んでしまう前にすぐに剥製にする処理をしなければならないということで、所員の方2名が皮をはぎに取りかかりました。
担当したのはなんと女性の方でしたが、その手際の良さにビックリ。慣れた手つきでどんどん皮を剥いでいきます。


100㎏を越える大物ですから、またがっての格闘です。
しかし、ダチョウは本当不思議な鳥です。はばたかないので翼を動かす胸筋がハトよりも小さいのには驚きました。また、肩胛骨がへんなところにあるのもびっくり。飛翔する鳥は内蔵がカゴのように囲まれた骨格に守られていますが、ダチョウはそうなっていませんでした。まさに走るための体です。
なかでもいちばん驚いたのは、翼に小さな爪があること。いったいどんな役割があるのでしょうか。

今後このダチョウは剥製屋さんにわたり仮剥製になるそうです。また骨格も骨格標本になるということです。できあがりが楽しみです。

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Nov 13, 2011

習志野台幼稚園さんで親子塾「タネのふしぎ」

今日は、船橋市の習志野台幼稚園さんで親子塾「タネのふしぎ」をやってきました。「タネのふしぎ」というタイトルがいまいち地味なのか、参加者は16家族と少なめでした。もうすこし刺激的なタイトルが欲しいところです。

さて、今回は事前にいろいろな方の協力があって、これまでよりバージョンアップ。世界の面白いタネを集めたので、みんなのビックリが期待できそうであります。

導入はいつものように、質問を投げかけました。
質問は「今朝はタネを見ましたか?」。
すると一人も今日はタネを見ていないといいます。
あれ、おかしいですね。皆さんは朝ご飯を食べていないのですかと聞き返すと、何人かの勘の良い子はわかった様子でして。
そうです。ご飯もパンもタネですね。ということで私たちはタネで大きくなっているというところから入りました。
そして、これからいよいよ種子散布の本題に入ります。
といっても幼稚園のみんなには、種子散布と言っても?ですから、ある歌を唄ってみんなを誘います。
それは「お寺の和尚さんがカボチャのタネをまきました」。この歌をみんなで唄うことで、カボチャは人がまくことを確認。それじゃ和尚さんがいない自然の山や野原では誰が種まきをするのでしょうかという疑問を投げて気づかせます。
とにかく、小さな子供たちが興味を持つようにお話を作る工夫が大切です。

ここまでくればどんどん種子散布の話をしていきます。
最初は、スミレ。映像で弾ける様子をみます。
次はヤドリギ。これも映像でヒレンジャクが糞をするところを紹介しました。
つづいてオオオナモミ。これは席を回ってみんなの服にひっつけていきましたが、これには子供も大喜びです。
これに関連してツノゴマも。あまりにも変な実の形にみんなビックリです。
つづいては水をかけると動くメガルカヤ。各テーブルにメガルカヤのタネを入れたお皿を配り、霧吹きで水をかけると、あーら不思議。もそもそと動き始めました。
どんな動きをするか映像を見たい人はこちらをどうぞ。
メガルカヤの動き

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Nov 10, 2011

いよいよ図鑑が刊行

自分が半年あまり取り組んできた講談社の児童用鳥類図鑑が、
いよいよ来る11月12日に刊行されます。
本日、その見本誌が手元に届きました。
こうやって実際に形になると感慨深い物があります。

じつは鳥の図鑑をつくるのが長年の夢でした。とくに児童用の図鑑を作れたらいいなあとずっと思ってきたのです。
思いがけずそのチャンスをいただき、こうして形になると感無量です。
私も子供の頃の愛読書は図鑑でした。
当時の図鑑はイラストでしたので、識別にはあまり役に立たなかったのですが、なんだかとても心に残っています。とくに小学館の鳥類図鑑のチョウゲンボウは、なぜか正面を向いた絵でまるでやっこさんのようなのです。

それがこの絵です。
ずいぶん変な顔の鳥がいるんだと強く心に残り、いつかは見てみたいと思っていました。実際のチョウゲンボウは、けっしてこんな顔には見えないので図鑑としてはどうかと思いますが、自分が鳥の道に進むきっかけの一つになったことは間違いありません。
今回の図鑑では、そんな自分が子供時代に抱いた感じを大切にして、写真を選びました。ですから典型的なその鳥のすべてを表すポーズにはなっていないものが多くあります。しかし、鳥ってこんなに面白い興味深い生きものなんだ。また、そんな生きものが身の回りにたくさんいて、いつでも誰でも見られるんだということが子供たちに伝わればという願いを込めて作りました。

表紙


NHKのダーウィンなどで取材した映像が60分に再編集されているDVDが付属。
紙面ではわかりにくかった行動もこれでよくわかります。とくにマイコドリやゴクラクチョウの仲間は面白い!


箕輪さんのすばらしいイラスト。夜間に海を飛ぶウズラ。


ここは私の好きなページ。あこがれのラケットヨタカや鳥でもっとも変だと思われるタチヨタカを紹介しています。


価格は税込みで2100円です。
発売予定は11月12日ですが、Amazonではすでに売っているようです。

鳥 (講談社の動く図鑑MOVE) [単行本]


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Nov 07, 2011

八千代市たかつ幼稚園さんで「卵のふしぎ」


土曜日は、八千代市にあるたかつ幼稚園さんで親子体験「たまごのふしぎ」をやってきました。

今回は参加家族は18といつもよりは少なめでした。
しかし、イベントしてはこのくらいの人数の方がやりやすいし、卵の分け前も多いのです。
年少さんのお友達もきちんと聞いてくれてお利口さんでした。
また、いろいろな卵のクイズで、いっぱつでカブトムシの卵をあてた男の子も感心ですね。
今回の反省点は、エミューの実物大の絵を出し忘れたこと。途中で気がついて出しましたが、うっかりしていました。

ダチョウの卵の目方は、鶏卵26.5個分でしたので、けっこう大きな卵と言うことになります。

何度焼いてもやっぱりでかいダチョウの卵。小さいのが鶏卵です。


珍しいので皆さん撮影。撮影。


今日は皆さんに見てもらったのでなかなか蓋が閉められず、なかなか焼けませんでした。


しかし、そのかいあって黄身はしっとりふわっと焼けました。味はとても美味しかったなあ。黄身はさっぱり、白身は独特のぷるんとした感じ。


黄身と白身に分けて家族分取り分けます。もう10回近くやったので、さすがに慣れてきました。

次はあなたの幼稚園に呼んでください!

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Nov 02, 2011

顔が白いエナガ

10月に近所の柏の葉公園でエナガの群れに出会いました。採食に夢中で、近づいてもほとんど逃げないので何枚か写真を撮り、なかなか可愛かったなあと思って家に帰しました。
パソコンに取り込んで画像を整理していて、おや?と気がつきました。
何気なく取った一羽のエナガの顔が白いのです。
それがこの写真。

わかりやすいようにだいぶトリミングしています。

尾羽がとても短いので、おそらく幼鳥でしょう。もしかしたら換羽中なのかもしれません。このとき、幼鳥は顔が白いんだなとくらいにしか思いませんでした。
しかし、しばらくするうちに「まてよ、エナガは幼鳥でも怪傑ゾロみたいに黒覆面だったじゃなかったっけ」と思い出しました。
ちなみに普通のエナガはこんな顔です。こちらは成鳥です。


エナガで顔が白いと言えば、北海道に棲む亜種シマエナガです。雪玉のように愛らしい姿でとても人気があります。
しかし、今回の鳥はシマエナガとも雰囲気が違いますし、よくみると顔は真っ白ではなく、線があるはずのところがくすんでいます。
また、エナガは渡りをする性質があまりないので、北海道から本州、しかも千葉県に現れるというのはあまりに不自然です。

さらに先日、野鳥写真家のKさん宅に伺ったとき、やはり柏市内で撮影した顔の白いエナガの写真があると見せて頂きました。驚いたことに巣を作っています。ということはりっぱな成鳥ですから、この特徴は幼鳥特有ではないことになります。
ほかにも事例がないかと「顔が白い エナガ」で検索すると、いろいろ出てきました。遠くは市原でも撮影されていました。また、2005年の記録もありましたから、最近になって出現したということはないようです。
いまのところ、この顔白エナガがみられるのは、千葉県北西部だけに限られています。
この個体はいったいなんでしょう。地域変異の一つなのでしょうか。それとも血縁関係がある個体が散らばったのでしょうか。
鳥の世界では、頭が部分的に白くなるいわゆる「部分白化」現象が見られますが、これは遺伝子の異常によるので何羽もあらわれることはありません。少なくとも顔白エナガは、何羽もいるようですから部分白化ということでは無さそうです。

この顔白エナガの正体はいったい何なんでしょうか。また一つ、新たな研究テーマが見つかりました。

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