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Feb 27, 2012

柏自然ウォッチャーズの方々と探鳥をしてきました。

今日は、柏自然ウォッチャーズの方々と手賀沼方面へ鳥を見に行ってきました。
まず最初は手賀の丘公園。
今年は冬鳥が少ないので、鳥がいないのではと心配になりましたが、静かにしているとあちこちから鳥が飛んできました。
とくにきれいなルリビタキの雄を全員で堪能できたのはとてもよかったです。
次に向かったのは手賀沼。フィッシングセンター前の駐車場に車を入れて、車外に出た途端、ものすごい向かい風。湖面は波立っており鳥見どころではありません。
さっさと見て、次に移動しようと思ったときにミヤマガラスとコクマルガラスの群れが飛んできました。群れはいつもの田んぼ方面に降りていった様子なので、いそいで土手下に移動。なかなかいい距離で、ミヤマガラスとコクマルガラス、もちろん白黒もみんなで見ることができてこれまた目的が達成できました。
その後は田んぼをながしてタゲリなどを探しますが、まったくいません。遠くの電柱にチョウゲンボウを見つけただけでした。
昼食後は風が強い開けた場所は避けて、谷戸に入りました。

ところが風が無くて静かなのですが鳥がいません。これは困ったなと思っていましたが、しばらくするとパラパラと鳥が出現。ハイタカ、トビ、ノスリなどの猛禽類、今年はまずみないカシラダカ、小群れで飛んでいったカケスなどを見ました。
最後におまけに谷戸の一番奥にカモ場を発見。おそらく密猟でしょう。餌がまいてあり、オナガガモと思われる羽毛が落ちていました。
そしてもう一つ謎の箱罠がありました。こちらは餌に肉がついています。何を捕ろうとしているのでしょうか。

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Feb 26, 2012

東大和市立郷土博物館主催バードウォッチング

今日は狭山丘陵にある東大和市立郷土博物館がおこなうバードウォッチングの講師をしてきました。
前日の下見は雨天で鳥影も少なく、これまでのジンクスでは下見が良くないと本番はいいことが多いので、期待が持てます。しかも天気予報は晴れ。
ところがけっきょく一日中雲がまったくとれず、肌寒いなかの探鳥となりました。
そのためでしょうか、鳥影は前日よりもさらに少なく、テンションは下降線です。
しかし、やはり大勢の皆さんと鳥を探すのはとても楽しく、けっきょく22種の鳥たちに出会いました。
また、参加者の皆さんの感想文によると、多くの方から話が面白いという評価をいただきました。鳥が少なくてもそのあたりは楽しんでいただけたかなと思います。
でも、やっぱり鳥を堪能して、今日は鳥を見たなあという気分になっていただけるのが一番ですね。
今日見聞きした鳥
オオタカ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、メジロ、カワラヒワ、シメ、ハシブトガラス、ビンズイ、カワウ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ガビチョウ




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Feb 25, 2012

日本野鳥の会機関誌「野鳥」にエッセイが掲載されました

日本最大の自然保護団体である日本野鳥の会機関誌「野鳥」2・3月号に私が書いたエッセイが掲載されました。
鳥の目についての話題です。
会員の方ではないと普通は入手できませんが、今ならば無料で最新刊を入手できるようです。
無料!会誌「野鳥」をプレゼント!!

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Feb 19, 2012

鳥の博物館で杉田先生のカラスのお話をきいてきました。

昨日は我孫子市にある鳥の博物館で宇都宮大学の杉田昭栄先生の講演があったので行ってきました。
カラスの人気はやはりたいしたもので、会場は入りきれない人が出るほどの大盛況でした。
お話は先生が大学で飼育されているカラスを用いた実験についてでした。先生のお仕事は発表されてるものに関してはざっと内容を知っていましたが、こうやって直接お話が聞けると理解が深まります。
いろいろ聞いたお話の中で、一番興味深かったのは、人の顔を見分ける実験で、色情報をなくしてしまうとカラスはわからなくなってしまうことでした。顔のパーツの様々な部分を隠してもわかるのに、ただ白黒写真にしてしまうとわからなくなるのは、本当に興味深いです。鳥はいかに色の世界で生きているかがよくわかる事例です。ただ、なぜ色情報を必要としているかなどの詳しい解析はまだこれからということなので、今後の発展が楽しみです。

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Feb 17, 2012

今月号のバーダー誌に自分が紹介されました!

日本で唯一のバードウォッチングマガジン「BIRDER」3月号は、バードウォッチャー図鑑と題して鳥を見る人を紹介する内容です。
14名の鳥見人が紹介されているのですが、私も光栄なことにその1人として取り上げてもらっています。
昨日から本屋さんでも並んでおりますのでご笑覧いただければと思います。

バーダー3月号


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Feb 07, 2012

甲府のカラスの取材の放送予定

先日取材した出演した甲府のカラスの放送予定は、

来週に延期になったと連絡がありました。
詳細がわかり次第掲示します。

2月8日(水) 夕方17~19時
テレビ朝日 スーパーJチャンネル だそうです。



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Feb 06, 2012

日本ネイチャーゲーム協会主催「放射線と自然体験活動を考える会」勉強会に参加

昨日は国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された、放射線と自然体験を考える会の勉強会に参加しました。
前半は放射線の基礎知識、後半は放射線と自然体験活動についてのディスカションでした。
基礎知識は基本的に知っていることでしたが、わかりやすく伝えるためのノウハウを習得でき大変有意義でした。
また、後半のディスカッションも興味深い内容でした。特に印象深かったのは、住んでいる地域によって放射線に対するイメージがかなり違うことでした。

とにかくこれからの活動は線量計で測ることが大切だと感じました。ここは危なそうだからやらないとか、感覚で判断しないほうがいいこと。
もうひとつ、線量計はやはり安価な物は誤差が大きいので避けた方が良いとのことでした。10万円以上する物を用意する必要がありそうです。

それにしてもダンゴムシをさわるのに線量計で計測しなければならない時代になってしまったのは、なんとも悲しいことです。


線量計の実習

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Feb 03, 2012

甲府のカラス塒を取材

テレビ朝日の依頼で、甲府の街路樹に塒をつくったカラスの取材に行ってきました。
この場所は以前から何回か報道がされていたことと、東京のカラスが飛来したという珍説も紹介されていたので、実際に見てみる必要があったところです。

午後2時、甲府駅から一歩外に出ると、意外な光景と音に驚きました。
カラスが寝るという平和通りの街路樹に無数の金色の短冊がたなびいていたからです。

それが風に揺られて「シャラシャラ」という音と鳴り響いていました。なるほどこれは大変なことになっているんだという予感がします。
また、路上には無数の糞もあります。


ざっと状況を確認後、番組ディレクターに連絡を入れてホテルのロビーで合流し、カラス除けのグッズを設置しているビルの屋上に行きました。
屋上には対策に当たられている甲府市役所の方もいらっしゃり、設置したグッズの説明をしていただきました。私はそのグッズの効果の解説や評価をしました。


その後は市役所の方と少しお話をする機会が持てました。カラスの様々な習性をお話しさせていただくと、いろいろ合点がいく点が多かったようでした。また、私がお話しした内容については、すでに実感されていることもあったようです。

いよいよ日没近くになってくるとカラスの次々とやってきました。
しかし、すぐにはケヤキに止まらず、近くのビルにとまって様子をうかがっています。

そしてなぜかこのデパートの蒲鉾屋根に集まってきます。話を伺うとこの下はレストランであったかいのではといいます。床暖房で温々しているのでしょうか。


日没から30分くらいしてようやく枝に止まって休み始めました。写真の時刻は17時50分。木はカラスにとってベッドみたいな物なので、なかなか入らないのです。


以前のカウントによると1000羽くらいということで、だいたいそんな数かなという感じでした。もしかしたらもう少し少ないかもしれません。1㎞ほどつづく並木にずっとカラス除けの金色ぴらぴらがついていたので、並木にどばっとカラスが止まるのかなと想像していましたが、集中するのは数本のようでした。

そして今回行ってみた最大の収穫は、ほとんどすべてがハシボソガラスであることがわかったこと。種をきちんと把握するのはもっとも重要な事です。一口にカラスと言っても、ハシブトガラスとハシボソガラスは習性がまったく違うからです。ちなみに東京都心部で軋轢を起こしているのはハシブトガラスですから、甲府のカラスが東京から来たものではないのは明白です。ちなみにもしここのカラスがハシブトであっても、東京からは来ません。

また、こういう葉がない枝でカラスが寝ることは2・3の例をのぞいてあまり聞いたことがありません。普通は人が立ち入らない公園の針葉樹や常緑樹の葉陰で眠ります。それはカラスは警戒心が強いからです。では、なぜここは違うのでしょうか。
考えられる仮説はいろいろあります。
まずハシボソガラスであること。札幌のカラス研究仲間の方の話ですと、札幌でもハシボソガラスが同じような裸の枝で寝ているそうで、ハシブトではそういうことがないと言います。そういえば水元公園で私が見たときも、ハシブトは常緑樹でハシボソは落葉樹で寝ていたことを思い出しました。
ハシボソとハシブトの好みの差は何かかまではわかりませんが、気になる違いです。

また、甲府盆地の衛星写真をみると市街地にある緑は、どうもこの並木が最大なのです。多くの地方都市では市街地のお城などの緑地にカラスが塒を作りますが、甲府にはそのような場所がなく、この街路樹が最大の緑なのです。
では、緑ならば近接する山で寝ればいいじゃないかと思いますが、きっとこの街路樹の方が塒としてのメリットがあるのでしょう。
考えられるメリットは、フクロウなどの天敵が来ないこと、山よりも町中の方が暖かいことなどがあげられます。あと現場で気がついたのですが、ビルが風よけになっているようなのです。カラスをここから出て行ってもらいたいのならば、このメリットをなくす作戦を考えなければならないでしょう。
じつは一ついいアイデアがあります。
それはこれです。

イルミネーションです。じつは駅前の何本かはもう実施されています。もちろんカラス対策ではありませんが、カラスは来ません。並木全体で実施すればカラスは来なくなる可能性があります。でも費用の面でそこまで本気にはなれないようです。また、失敗したら費用対効果の面で追求されそうですね。

ところで警戒心の強いカラスがなんでこんな町中の街路樹で寝ているんだという疑問が夜になるとわかりました。
じつはこの通り、人通りがとても少ないのです。

写真は夜7時の様子で。人はほとんど歩いていません。これじゃあ人を怖がる必要ありません。その証拠にカラスは下から双眼鏡でのぞくと怖がって逃げていきました。警戒していないわけではないのです。また、とてもこの通りは暗いので、下から見上げてもカラスが枝に止まっているのはじつは見えません。写真はなんとかカラスが見えるところを探して撮った苦心作なのです。

さて、最後に長年カラスを見てきましたが、ようやく初めてカラスがきちんと寝ている姿を見ることができました。というのも私がこれまで見てきたのはハシブトガラスが主なので、葉陰に隠れていてみえなかったのです。

予想通りカラスは嘴を背中に向け翼の中に突っ込んで寝ていました。長年の念願が叶いました。

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