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Apr 29, 2013

狭山丘陵で夏鳥を堪能する

 28日の日曜日は東大和市立郷土博物館主催バードウォッチングでした。
とうぜん今回の目当ては夏鳥。この時期ならではの通過する鳥たちを探しました。
例年は狭山緑地をめぐりますが、今年はちょっと足を伸ばして都立東大和公園へ。これまでにない新しいコースを歩きました。

 さて、本番の出発は午前8時。遅刻はできませんので、連休中の高速の渋滞を避けるために朝5時前に自宅を出ました。おかげさまで順調に走ることができ、6時過ぎには現場に到着。なのでちょっと一足先に鳥を見てみることにしました。
 狭山緑地にいっぽ足を踏み入れると、あちこちで鳥が鳴いています。一番先に見つけたのはキビタキでした。しばらくすると貯水池方面からコルリの声も聞こえます。また、道には3羽のアカハラがいて、茂みからは囀りも聞こえました。他にもオオルリが合計3羽。センダイムシクイ、ルリビタキの声も。また、アトリ、クロジといった冬鳥まで登場。遠くからアオゲラの声も聞こえました。とにかく夏鳥勢揃い、オマケに冬鳥もいる。これは本番も期待できます。

 定刻8時になり、出発前の話をしていると、空にヒメアマツバメの姿が。じつはその前の打合せで、ヒメアマツバメが最近よく見られるので要注意と話しており、その通りになってビックリです。幸先の良いスタートとなりました。
 スタートしてしばらく進むと空がよく見える場所に到着。すぐにまたヒメアマツバメがあらわれ、アマツバメも出現。他にもイワツバメ、ツバメと空の鳥たちの姿を楽しみました。
 森に入ると、まずあらわれたのはシメ。嘴も夏の装いで鉛色。ヤマザクラの種を目当てにかなりの個体数がいました。望遠鏡で姿をじっくりと観察し、持ってきたシメの仮剥製を使って、嘴や変わった形をしている次列風切の説明をしました。
 シメの観察を続けていると、今度は上空から「ヒリヒリヒリ」という声が。見上げるとサンショウクイが飛んでいます。最近はなかなか見られないサンショウクイを本番で見られるとは感激です。
 さらに森の奥に入るとついに真打ち登場! キビタキの声が聞こえます。しかし、声はすれども姿は見えず。ここは講師の腕の見せ所ですが、かなり葉が展開しているので茂みで囀るキビタキの姿は残念ながら見つけられませんでした。
 しかし、キビタキの声と反対からはオオルリ特有のゆっくりとしたテンポの美しい囀りが聞こえ、粘り強く探すとついに姿を発見。望遠鏡に入れることができたので、参加者のほとんどの方がその姿を堪能でき、案内役としてはホッと一安心といったところです。
 そのほか、姿は見えませんでしたが、コルリやアカハラ、センダイムシクイ、エゾムシクイの囀りも確認。近年まれにみる成果となりました。また、おもしろい事にいつも常連のヤマガラとエナガは未確認。おそらく繁殖しているので、あまり広範囲に出なくなったのでしょう。

見聞きした鳥
本番
カルガモ、キジバト、オオタカ、アマツバメ、ヒマアマツバメ、カワセミ、コゲラ、オナガ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ヤブサメ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、コルリ、ツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、シメ

事前観察
アトリ、アオゲラ、クロジ、ルリビタキ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、キビタキ、オオルリ、ヒヨドリ、センダイムシクイ

番外 コジュケイ、ガビチョウ

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Apr 25, 2013

今日のネクスファ・フィールドクラブ

今週のフィールドクラブは、畑デー。
ニンジンの種をまきました。なぜ、ニンジンなのか。
それはセリ科のニンジンには、キアゲハの幼虫がつくからです。普通は作物に虫がくるのを嫌がりますが、ここでは害虫大歓迎。なのでわざわざニンジンの種を蒔くことにしました。

一列に並んで種を蒔きました。お母さんの中にはニンジンの種を初めて見る人も。


低い目線で昆虫を探す子ども達は、ときには意外なものを発見する。


そして今日一番の大物は、オオミズアオ(春型)。子ども目線でないときっと見つからない。


マーキングしたツチイナゴの成虫はついに見つからず。みつかるのは幼生ばかりです。きっと世代交代が進んだのでしょう。


今日、もう一つの試みは、田んぼの土の採集


塾舎にもどって水を入れ、日の光がよく当たるところに設置しました。さて、2週間後にはどんな生きものがあらわれるでしょうか。

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Apr 21, 2013

先週のネクスファ・フィールドクラブの様子

木曜日のネクスファ・フィールドクラブの活動は、先週に引き続き動物調査。
先週は気温が11℃とあまりにも寒くて、ほとんど虫がいませんでしたが、この日は最高気温が20℃を越えたので期待が高まりました。
しかし、活動時間の夕方になると風が強まり、思ったほど生物があらわれません。それでも人数の力は威力があり、定番のツチイナゴ4匹、アマガエル5匹が見つかったほか、直翅目の幼虫の出現も確認できました。ツチイナゴも新しい世代が出始めたようです。

出かける前に先週採集したフタモンアシナガバチを標本にして皆に見せました。


簡易風速計で風力を測ります。このときは4mでしたが、その後9m近くまで強まりました。

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Apr 20, 2013

こどもちゃれんじ ステップ5月号を監修

ベネッセの通信教育講座「こどもちゃれんじ すてっぷ5月号」はカラスの観察。監修のお仕事をさせていただきました。
イマドキの幼稚園児は、カラスの勉強をするのです。頼もしいですね。
先日の親子体験「たまごのふしぎ」でも、カラスの卵の色を知っている子がちらほらいました。数年前には考えられないことです。
きっと今の子ども達が大人になる頃には、カラスの理解が深まっていると思います。


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Apr 14, 2013

みくに幼稚園さんでダチョウの卵の目玉焼きを作りました

今日は、イースターにちなんで「たまごのふしぎ」と題して、みくに幼稚園さんで親子体験を行いました。


午前と午後の2ステージ、それぞれ15家族の皆さんに卵のいろいろを紹介しました。

これは紹介する卵かずかず。本当にいろんな卵があります。
皆さんは何の卵だかわかりますか。


こちらは実物大のエミューの絵。黒いのはエミューの卵です。


ダチョウの卵の目玉焼きです。ホットプレートいっぱいです。鶏卵と重さ比べをしたら、鶏卵23個分でした。ホントに美味しくて、みんなおかわりしたいほどでした。

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フィールドクラブの活動日でした

先週11日木曜日は毎週実施しているネクスファ・フィールドクラブの活動日でした。それにしても寒い日で、気温は11℃しかありませんでした。
そんな日でもフィールドクラブの活動はあります。生物がこんな日はあまり見つからないという経験もとても大切だからです。


フィールドノートには、日付や気温、天候などの基礎データを必ず記入します。前回までは風力は強中弱の曖昧な表現でしたが、今回からは簡易の風力計で数値を記録することにしました。


これほど気温が低いとやはり昆虫はあまり動きません。なので先週あれほどいたツチイナゴも見当たらない。しかし、さすがはフィールドクラブのメンバーです。草の根本で何かを見つけました。


そこにあったのは、フタモンアシナガバチの巣。まだ、女王蜂1匹で巣を管理していました。

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Apr 06, 2013

本格的に調査を開始(フィールドクラブ)

4月のフィールドクラブ最初の4日は、本格的な生物調査のスタートとなりました。


まずは必ずフィールド全景の定点撮影をします。みんな思い思いの場所を決めて毎回撮影し、環境の変化を記録します。


また、全員コンパクトカメラを持って、発見した生物を撮影していきます。最近のカメラは小さな子供で撮影が可能なので、捕虫網がわりにカメラを使用します。
幼稚園の年長さんも熱心に撮影しています。


また、今日からみんなフィールドノートをつけることにしました。

配られたノートは実際に研究者が使うものと同じもの。毎回、日付や天候、気温などの基本的なデータやその日に観察したことなどを記録していきます。



活動時間が夕方なので、生物の活動はまだ今ひとつですが、それでもツチイナゴやアマガエルがたくさん見つかりました。


先週マークした銀6番のツチイナゴを再捕獲。これによってこの個体は少なくても1週間はここのフィールドにいたことになります。


まだ、マークをつけていない個体には新たに番号をつけて放します。今回はあたらに9匹のツチイナゴにマークして放しました。
個体識別ができると寿命や行動範囲など、いろいろなことがわかります。
さて、来週はどうでしょうか。毎回の調査が楽しみになりますね。


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