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May 25, 2013

今週のフィールドクラブ

毎週木曜日の午後はネクスファ・フィールドクラブです。
この日は、フィールドの脇を流れる大津川の水質を調べることにしました。
かつては清流だったこの川も、高度成長期の時代にはたいへん汚染された河川となりました。しかし、ここ数年は魚やカワセミの姿を見かけるまで水質が改善しているといわれています。


水質調査の専門家であるネクスファ代表の杉浦さんから説明を聞きます。

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May 20, 2013

ネクスファの子ども達と葛西臨海水族園へ

昨日は柏の民間学童ネクスファの子ども達と、葛西臨海水族園へいってきました。
これまで子ども達をつれて何回か水族園に来たことがありますが、今回は小学6年生から年長児までと幅広く、しかも9人中6人が女の子という編成。いままで経験したことがない対象なので、いったいどうなるかという思いではじめました。

しかし、はいってすぐのシュモクザメ水槽でそれは杞憂ということがわかり、いつものようにというか、いつもよりまして深くお話をすることができました。


シュモクザメの水槽では雌雄の見分け方について解説。雌雄がわかるだけでも、ぐっと魚のみかたが変わることがわかります。


マグロの水槽では、魚のある部分を見ると切り身の色がわかる技を伝授。みんな、完全に習得しました。


深海コーナーでは、この深海眼鏡で深海体験をしました。


赤いキンメダイも深海眼鏡でみると黒い魚に見えます。
キンメダイが棲む深さには青い光しか届かないので、じっさいのキンメダイは赤ではなく黒い魚なのです。


最後はタッチプールでアカエイを触りました。ぬるっとした触感はきっとみんなの心に刻まれたと思います。

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May 19, 2013

フィールドクラブでベイトトラップを回収

5月9日にみんなでベイトトラップをしかけましたが、1週間後のこの日(5月16日)はその回収日です。どんな生きものが捕れているかワクワクして見て回りました。


捕れた虫はみんな集まって観察します。


一番たくさん捕獲したのはオオヒラタシデムシでした。全部で21個体。シデムシはミミズなどを食べるほか、動物の死体を分解する重要な役割を担う昆虫です。


予想外の虫も捕獲しました。背中に黄色っぽい二つの斑点があるのはミイデラゴミムシです。この虫は通称へっぴりむし。危険が迫るとお尻からガスを発射する得意技を持っています。そのガスは過酸化水素水とヒドロキノンという液体を混合させて作るもので、100℃以上になると言います。なので手でつかむと火傷のようになってしまい、皮膚が茶色く変色して何年経っても消えない人もいます。

ガス発射のスーパースローはこちら


そのガス発射の様子をみんなで観察します。ぷっという鈍い音を立ててガスが出る様子がわかりました。


最近はなかなかみないケラも捕まりました。じつはこのケラとミイデラゴミムシは切っても切れない関係にあります。ミイデラゴミムシの幼虫はケラの卵を食べることが明らかになっていて、ケラがいないとミイデラゴミムシはいないのです。
それにしてもベイトトラップでケラが捕獲できるとは知りませんでした。

じつは1週間もトラップを放置しておくわけにはいかないので、その間、何回かチェックに行きました。
するとこんな昆虫も捕まっていました。

シロヒトリの巨大な毛虫です。いったいどうして落ちてしまったのか...
トラップは普段の活動時間では記録することができない種を捕獲することができるので、とても効果のある調査ができますね。

この日は、トラップ回収と同時にオクラの種まきと、サツマイモの定植も合わせて行いました。


サツマイモの苗の定植

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May 15, 2013

関東の駅ツバメ調査実施中

私が所属する都市鳥研究会主催で関東地方全駅のツバメの繁殖状況の調査を今実施しています。

くわしくはこちら

じつは同様の調査は昨年、関西でおこわなわれ、全駅の営巣状況がわかっています。そこで今年は関東地方の鉄道駅ツバメ営巣調査をということになったわけです。
私は地元の駅を中心に5月8日からツバメの状況を見てきました。
しかし、思ったよりもツバメの巣がなく、あったのは取手駅だけ。鉄分ばかりが補充される調査となりました。


最初は流鉄を調査しました。いかにも巣がありそうな駅舎ですが、形跡すらありませんでした。昼間はとても閑散としていたので、もしかしたらその影響かなと思います。


次は常磐線を調べます。この新松戸駅には古巣が一つだけありました。


ツバメの巣がたくさんあった取手駅。ここは東口の改札ですが、赤いパイロンのところに巣があります。


こういうやさしい配慮がいいですね。


東西連絡通路でもたくさんの巣を発見。


すでにヒナが孵っていました。


千代田線に2編成しかない209型1000番台。意外とレアなのだが、なぜかこの日はよく出会いました。巡り合わせみたいなものですね。
じぇじぇじぇ....


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May 10, 2013

今週のフィールドクラブ

昨日は5月の最初のフィールドクラブ活動日でした。
この日は前半は畑作業と畑の観察、後半はベイトトラップの設置をおこないました。

出発前、早く来た子ども達は、前回作った田んぼ水槽を観察。水を入れて2週間。よーく見るとプランクトンが発生していました。また、水面には4つのウキクサも出現。さて、来週はどうなっているかな? 
そういえばこのとき、「プランクトンは海にしかいない」という子どもが何人かいました。プランクトンとは浮遊する生物という意味ですので、海水淡水にもいますし、じつは大きさは関係ありません。どうしても顕微鏡で見なければならない小さな生きものというイメージが先行してしまいますが、じつは遊泳しない巨大クラゲもプランクトンの仲間に入ります。


今日の作業は施肥。先月定植した枝豆やつるなしインゲンはさすがに無施肥だとほとんど大きくならないので肥料を施すことにしました。といってもここは普通の畑ではありませんから、半分に肥料を半分はやらない区分にし成長の違いを見ることにしました。


枝豆とつるなしインゲンには、待望の害虫がつきました。これはアブラムシ。マメ科につくマメアブラムシのようです。ちかくのカラスノエンドウにたくさん着いていますので、マメ科の作物はすぐにとりつかれてしまいます。


畑作業の次は、ベイトトラップをしかけます。


プラスチック製のコップに餌のサナギ粉をいれて落とし穴にします。
俳諧性の肉食甲虫が捕まります。俳諧性の虫はどうしても見つけ捕りではとりにくいので、こういうトラップをしかけないとみつかりません。


さて、どんな虫がつかまるか楽しみです。

トラップ設置の合間にいつもの生物探しも並行して行いました。あれほどいたアマガエルはさっぱりみつかりません。ツチイナゴもおなじです。


ある子がちいさなバッタを捕まえ来ました。はじめはツチイナゴの幼生かと思いましたが、よくみると羽がある成虫です。しらべてみるとヒナバッタのよう。それにしても発生がはやいようです。あまりにかわいいのでビンの中で買うことに。来週はバッタ類の飼い方の説明に使おうと思います。


終了間際、Jちゃんがナナホシテントウを発見。今シーズン初記録です。さっそく作物のアブラムシにくっつけると、むしゃむしゃと食べ始めました。残念なことにこのシーンは僕とJちゃんだけが楽しめました。

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May 06, 2013

こどもの日は渡良瀬遊水地へ

5月5日のこどもの日は、みくに幼稚園のご家族と渡良瀬遊水地へ出かけるのが、毎年恒例となっています。2005年にはじめたこの親子体験。2006年のお休みをのぞいて毎年やってますから今年で8回目になります。

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May 04, 2013

水田へ鳥見

ゴールデンウィークは田植えの時期です。それまでカラカラだった水田に水が入れられ、広大な湿原が出現します。
それを目当てに南の越冬地から北の繁殖地に向かう途中のシギやチドリの仲間が水田に入ります。
シギやチドリというと干潟の鳥というイメージがありますが、種によっては淡水の湿地、水田を好むものも多くいます。
今日はそんなシギチを求めて手賀沼周辺を回りました。


広大な水田地帯ですが、鳥がいる場所は比較的限られています。
この田んぼにはムナグロとキョウジョシギがいました。


イネの緑とムナグロの夏羽が美しい。何度見ても良いなと思います。


畦にはキアシシギが4羽


レンズを向けると逃げ出す鳥たちですが、なぜか農家の人は逃げません。手前の田んぼの草の中に転々とムナグロの頭がわかりますか。おそらく立ち止まると飛び立つと思います。鳥も関心があるかないかがわかるのでしょうね。

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May 01, 2013

渡良瀬遊水地に下見に行ってきました

毎年恒例の5月5日に開催する親子体験の下見に渡良瀬遊水地へ行ってきました。
今年は3年ぶりでヨシ焼きが行われたので、その影響をみるのが主な目的です。
噂では「よく焼けた」とか「焼けすぎた」とか聞いていましたが、実際に見てみてびっくり!遊水地内の枯れヨシはおそらく99%焼けてしまったのではないかと思うくらいの焼けっぷりです。


じつは本番では枯れヨシの長さ比べ競争が恒例になっているので、枯れヨシがないのはちょっとマズイのです。幸いなことにごくごく1カ所焼けていないところがあり、実施は可能であることが判明。ただ、面積が狭いので今年は激戦になりそうな予感です。

ここだけ枯れヨシがあってホッとする

ヨシ焼きは一見すると大自然破壊のように見えますが、じつは渡良瀬らしい環境を維持するのに重要な役割を持っています。
一年草であるヨシは枯れると倒れて地面にたまっていきます。するとヨシの下にある植物には日が当たらなくなり、芽生えることができません。自然の河川敷では秋の大水によって枯れヨシは流されて除去され、春になると植物が芽生えることができます。ところが遊水地のような湿地では大水によって流されることがありませんので、そかわりに火を入れて除去するのです。


焼け跡からたくさん芽生えた絶滅危惧種のトネハナヤスリ。日の光を浴びて嬉しそう。


燃えかすを持ち上げて芽生えた。

春は花の季節でもあります。

ニホンサクラソウ


チョウジソウはまだつぼみでした。


ノウルシは葉も黄色く擬装して虫を呼んでいる


サシバが遊水地に帰ってきていた。彼らはここが生まれ故郷。

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